キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

映画『君たちはどう生きるか』を観てきました!

こんにちは。キッキーです。

 

連日の暑さで、先月下旬から、体調優れず

イマイチの日々を過ごしています。

外に出かける元気が出ず、家の中で過ごす

事がめっきり増えましたー。

何とかこの暑さを乗り越えたいです。

 

さて、ちょっとバテバテな中、夫に

宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を

観に行かないかと誘われて、陽が落ちる頃、

そそくさと劇場まで足を運びました。

 

正直、今回全くのプロモーションなしの

本映画の評判は、いいものとは言えないです。

映画レビューでも2.9から3.3ぐらいの

宮崎作品では珍しい低い評価です。

YouTubeでも、この作品の感想を述べている

人達もたくさん居ますが、あんまり評価は

高くないかも。

 

わたしも何の情報も入れず、劇場に足を

運びました。

わたしの感想ですが、わたしには

大変相性の良い映画でした。感動などとは

一概に説明できない、心の奥底を揺らす

何かがあり、わたし、明け方、

君たちはどう生きるか』の映画の内容が

夢によみがえり、夢の中で内容を整理して

いたら眠れなくなってしまいました。。

というか眠っていたのか??

夢が幻かわからず。。

 

この映画の題名が、吉野源三郎氏の小説、

君たちはどう生きるか』と同名なため、

この小説が原作かと思っていましたが、

全く映画とは関係なく、劇中に、

君たちはどう生きるか』の小説が一瞬

出てきます。

 

わたしの見方ですが、この映画は、

喪失に関する映画ではないかと思いました。

大事な人を失った主人公が、喪失とは関係なく

進む日常と自分の喪失のアンバランスに

苦悩しつつ、壮大な冒険に巻き込まれて

しまいます。

この壮大な冒険に一貫性がなく、

観客は、ただみたままをそのまま自分の

内面で解釈する必要があります。

一貫性を求めようとすると無理がある

作品に感じます。

観た人の数だけ理解があるような作風かと。

冒険の中に、千と千尋や、ハウルの動く城やら

ラピュタやら、昔のジブリ作品の面影を

感じるシーンがあり、なんとなくチームジブリ

みたいな映画です。

 

宮崎監督の描く絵の美しさ、部屋の調度品、

食事風景、日本の原風景の美しさなど、

作画の鮮やかさと不思議なストーリーが

魔法のようです。

 

観たままを観たままで、それ以上でも

それ以下でもなく、受け止められる自分に

正直少し驚きました。

わたし自身、理解し理解されることを一番

大事にしてきたのにです。

きっと歳を重ねたのでしょう。

 

良ければ暑さ凌ぎに、観てくださいませ。

 

明日からまた新しい週が始まりますね。

お互い体調に気をつけて頑張りましょう。

 

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