キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

父、54年ぶりの沖縄で現在と過去が交差する

こんにちは。キッキーです。

今日は一気に気温が下がりました。

明日は真冬み並みの気温になりそうです。

 

父と母と夫の四人で沖縄行ってきました。

父は返還前の沖縄で仕事があり、

パスポートを持って何度か通った

事があったそうですが、それ以来54年ぶり。

小学生から結婚するまで北海道で暮らした

母にとっては初めての沖縄でした。

 

86歳と82歳の自由な高齢両親を連れ、

それでも文句ひとつも言わず、付き合って

くれる夫に気を遣い、ギリギリのバランスの中、

なんとか無事旅行を終え、ほっとしています。

 

人生100年時代と言われ、実年齢の8掛が

ちょうどいいとも言われています。

確かに余りに、年齢で諸々を区切り過ぎる

には人生は長くなったのかも。

しかし、80代後半ともなると、やはり

体力の低下やリカバリー力は一気に衰えて

きます。

 

父が初めて沖縄を訪れた時期が6月で、

梅雨の最中、まとまわりつくような湿度に

体調を崩したそうです。また返還前で、

名護に行く道はアメリカ軍の滑走路も

兼用していた話などを聞きました。

今の、賑やかで人の多い沖縄をみて、

『当時の面影はもうないねー。』と

呟いていました。

母は日差しの強さと、青い空青い海の

美しさに驚き、また白い石造りの家と、

沖縄の立派なお墓に感銘を受けていました。

『百聞は一見にしかずとはこういうことを

言うのね。』と感慨深げでした。

 

羽田空港で両親と合流した際に、

母親の表情が少し暗く心配していました。

日々の生活は忙しく、ちゃんと生活できて

いるけれど、同じ事の繰り返しで、

気が滅入ると。しかし、沖縄での

初体験を重ねるうちに、以前の

大きな目をくるくる見開いて、お店の人と

笑顔で話をする中で、いつもの好奇心の強い

母自身を取り戻していきました。

 

国際通りで54年前の父の常宿を探しました。

既にネットではみつからず、地元の人に

尋ねたところ、宿は既に廃業となっているが、

その建物がリニューアルされていることを

教えてもらい、場所を特定することが

できました。

 

帰りのフライトで、父にどこが思い出に

残っているか尋ねたところ、

美ら海水族館摩文仁の丘』と答えが

返ってきました。

 

諸々大変でしたが、四人で沖縄に行けて

良かったです。

次の両親への新しい刺激について、

疲れがとれたら、またイベントを企画

したいと思っています。

 

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