キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

見事な終活の末の葬送の礼に思うこと

こんばんは。キッキーです。

大変ご無沙汰しています。

先週、ようやく目標にしてきた試験が

終わり、肩の荷がようやく降りたような

気がしています。まだまだ来年3月までは、

研修集中期間として、引き続き勉強の時間

ですが、大掛かりな試験が一つ終わり、

ほっとしています。

 

さて、この一か月は、生前大変お世話になった

方の一周忌の法事と、その法事の翌日に、

私たち夫婦を見守り、助けていただいた

恩人が90歳でお亡くなりになり、

葬送の儀式に参列いたしました。

わたしは今仕事で遺言相続を取り扱って

いますが、死というものは、どれも同じ

ものは何ひとつなく、どなたにとっても

特別なものであると思い、真摯さと誠実さ

こそが向き合う上で大切だと思っています。

 

斎場で執り行われた葬送の儀では、

今から3年前に故人が書いた自叙伝と

思い出の写真が飾られ、生前の大変几帳面で

きちんとしたお人柄が偲ばれました。

特にその自叙伝の内容が、生まれてから、

特に大学卒業までの幼き若き日の思い出

生き生きと綴られていて、戦中に、農家だった

家で食べるものに困らなかったこと、

海の近くで海産物も幼い頃からよく口にして

いたこと、理数系の科目が好きで、

運動もできたことなどが、勢いよく描かれて

いて、思わず立ち止まって数ページにわたる

文章を一気に最後まで読んでしまいました。

 

自分の人生を物語として語れることが

できるってとても幸せなことのように思います。

今のわたしにはまだわからないですが、

80年、90年と生きてこられた方には、みな

それぞれの80年、90年があり、辛いことも

大変なことも、逆に素晴らしく感動的なことも

あったと思います。その斎場に飾られていた

文章には、幼少期の食事や兄弟と遊んだこと、

野草を薬草としたことなどが克明に書かれて

いて、故人にとって大事な思い出だったの

だろうと思いました。

 

今年のお盆近くにお会いした時は、いつもと

変わらずお元気で、いつもより少し長く

言葉を交わしました。

いつが最後になるか、わかりません。

これからは一層、会える時に会える時間を

大切にしたいと思いました。

 

今年も残すところ2か月あまりとなりました。

今年は日中はまだまだ気温が高くなかなか

秋の気配感じませんね。

明日も晴天に恵まれるようです。

みなさま、どうぞよい週末をお過ごしください。

 

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