思いがけない再会は。
こんばんは。キッキーです。
薫風の季節、風薫る五月ですねー。
街中の木々が日々青々と繁り、日差しに
木々の緑が透けて、なんとも美しい若緑色に
映る景色の美しいことか。
一年で一番好きな季節の到来です。
この季節は、同じ散歩道でも毎日緑の色が
刻々変わっていき、毎日同じ道を歩いていても
景色が変わる様に日々感動します。
ずっと歩いていたい!
こんな無防備に無邪気に季節の移り変わりを
身をもって感じながら散歩してきたところ、
なんと以前同じ職場で一緒に働いていた
後輩の男性と遭遇しました。
彼はミーティング前にランニングしていた
ようで、すれ違いざまになかなか視線を
そらすことがお互いできず、すぐに
相手を認識できた訳ではないですが、
なんか視線を外せない感じでした。
不思議ですねー。
そして、すれ違って数メートルたって、
いきなり私が彼の名前を思い出し、
『◯◯くん??』と聞いたところ、
『お久しぶりぶりです。』と。
しばらく懐かしく言葉を交わしました。
一緒に仕事をしてたのはもう20年ぐらい
前であの頃は新入社員でしたが、
しっかりした大人の顔付きになっていました。
しかし、ここからです。
単に懐かしかっただけでなく、
お互い懐かしさだけで盛り上がれない
この気まずさよ。
そうなんです。わたしはうまくその
会社とお別れできなかったんです。
もう過ぎてしまったことで、今は今で
新しい自分でがんばってます。
しかし過去は消せず、あの気まずさは、
きっとお互いに感じていたんだろうな。
人でも組織でもなんでも上手にお別れするって
なんて難しいことなんだ!!
そしてこういう思いがけない再会で、
自分が過去に何をしたか、厳然たる事実が
思い出されます。
とても動揺してしまいました。
そして色んな事を思い出しました。
楽しかったか事も、苦しかった事も。
きれいに終わらなかったことも。
またねも元気でねもなかったけど、
わたしに気がついて歩みを止めてくれた
事に感謝しよう。
君が昔より、いい顔になってたのは、
この20年、頑張って生きてきたからだね。
わたしはわたしでいく。
わたしの大好きアジサイです。
早く色づかないかなぁ。