キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

フジ子・ヘミングさん渾身のラ・カンパネラを全身で感じて

こんばんは。キッキーです。

 

ゴールデンウィークも明日で終わりですね。

比較的天気に恵まれましたねー。

観光地にはたくさんの人出だったようです。

この3年間大変でしたから、楽しい思い出

たくさん作れたらいいですねー。

 

さて、遠出をするにはパワー不足のワタクシ

でしたが、ゴールデンウィーク中に

フジ子・ヘミングさんのソロコンサートに

行って参りました。

父がクラシック音楽が好きで、日曜日の朝は

題名の無い音楽会を観るのが父の日課で、

よくレコードもかけてました。

フジ子・ヘミングさんは、著名なピアニストで、

精力的にコンサート活動に力を入れられており、

以前から機会があったら一度行ってみたいと

思っていましたが、夢が一つ叶いました。

フジ子・ヘミングさんは、何度か

NHKのドキュメンタリーで自身の生い立ちが

取り上げられています。左耳の聴力を幼い頃

失ったことも有名な話です。

 

コンサートは、言葉にできないぐらい

素晴らしかったです。御年90歳を迎えられ、

脚を悪くされており、ピアノまでは

手押し車で歩いてくるのですが、

驚く程、鍵盤を奏でる力は力強く、指が回り、

メロディーラインを奏でる音の美しさは

圧巻です。テクニックの素晴らしさだけでは

なく、曲の解釈というか表現力が、豊かな

人生経験が昇華され、魂を揺さぶられました。

そして、これが人生をピアノに捧げた人の

到達点なのでしょうか。

ありきたりな言葉ですが、深く感動しました。

そしてこんな感動を聴衆に届けるために

どれだけ練習し、どれだけ失ってきたのだろう

とも思いました。

 

ピアノの名曲といえばショパンが有名ですし、

ショパンの曲も美しく良かったですが、

個人的にはリストが最高でした。

特にラ・カンパネラが素晴らしかったです。

 

またフジ子・ヘミングさんのコンサート

聴きに行きたいと思いました。

大変失礼な話ですが、90歳という年齢は

女性の平均寿命も越してらっしゃいますが、

今仕事柄よく考える『人生100年時代』の

生き方についても考えるきっかけとなりました。

 

百聞は一見に如かずですね。

なるべくなんでも体験して、経験の数を

増やしていきたいです。

 

残り一日となりましたが、みなさま

楽しいゴールデンウィークを引き続き

お過ごしください。

 

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