キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

映画『愛と悲しみの果て』を観て

こんにちは。キッキーです。

 

3月に入ってから一段と太陽の光が強くなり、

暖かさが増してきました。

枯木立の枝には、新芽がうっすら。

季節は巡ってまた春がもうすぐそこに。

 

さて、先日友人と食事をしている中で、

『愛と悲しみの果て』がすごく良かったと

きき、夫が出張の昨晩、Amazonプライム

夜更かしして、ひとりで集中して観ました。

 

この愛と悲しみの果ては、1985年のアメリ

映画で、メリル・ストリープとキッキー大好き、ロバートレッドフォードが主演です。

原作の『アフリカの日々』を脚色した作品で、

アフリカ、ケニアが舞台の時代設定は、

1913年のデンマークから始まります。

 

一言で言えば大作です!!!

アフリカの雄大な自然がもう圧巻です。

フィルムをみているだけで、深い緑の森に

窒息しそうになります。

また、数々の動物たちのリアルで圧倒的な

群れの映像に、心トキメキます。

 

ストーリーも人物の描き方も、アフリカでの

約20年にわたる生き方も、先住民族

使用人の方との間に芽生える友情など

見どころはたくさんで、本当に丁寧に

作られた映画だと思います。

しかし、このアフリカのむせかえる大地と

朝日と夕陽と動物たちの姿が、私にとっては

一番な見どころでした。

 

アフリカ、行ってみたくなりました。

この人間の力が及ばない世界、人工物の

存在しない世界の美しさ。

映画撮影も、今から40年近く前ということも

あり、アフリカの自然はまだまだ手付かずで、

今目にする自然とは違いました。

またこの映画を観て、自分が行きたいと

思う場所は、できるだけすぐに行かないと、

あっという間にその時の輝きは失われて

しまうことも感じました。

今年は圧倒的な自然が残る世界に行ってみようと

思います。

 

この愛と悲しみの果てという題からも

推察できますが、人生の良い時がすぎて

しまった時の悲しみが、今の自分には

ずしりと重く突き刺さります。

人は思い出だけで生きて行けるのでしょうか。

美しい思い出は心の豊かさにつながると

思いますが、やはりまだまだ新しい経験を

積みたいし諦めたくない。

そんなふうに思える映画でした。

 

1985年の映画ですが、あの頃のアメリカは

やはり大国で力と勢いがあったのですね。

あんな映画をあの時代に作れたことは、

ある意味、アメリカの良い時代だったのかも

しれません。

 

映画って、本当にいいですね。

 

甥っ子がプレゼントしてくれたテラリウムを

今育てているところです。

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