キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

映画『ひめゆりの塔』を初めてみてから

こんばんは。キッキーです。

 

台風の後は、再び猛暑がぶり返して

きそうです。というかぶり返して

きました。

なかなかの暑さですね。

8月も折り返し地点を迎えました。

みなさま、夏の暑さが身体に

出てくる頃です。

どうぞお身体大切にされてください。

 

さて、今日は終戦記念日

戦後77年と、人の一生と同じ時間が経ち、

一層風化が加速します。

ウクライナでの戦争の恐ろしい映像が、

YouTubeで検索すればオンタイムで

目にできる今の時代。

私が日本での戦争を一番身近に

怖さをそしてやるせなさを感じたのは、

中学生の時、テレビで見た白黒の映画

ひめゆりの塔』を観た時でした。

まだ年端のいかない、映画を観た私と

それほど年の離れていない、女学生が

沖縄戦で看護婦として前線に立った

ひめゆり学徒隊の悲劇を描いた戦争映画です。

 

映画の話が進む中で、また一人また一人と

女学生や先生が亡くなっていき、

最後追い詰められた女学生が、

洞窟内で手榴弾で自決したり、

崖から海に飛び込んだり、

本当に希望のない話だったと記憶

しています。

その中でも特に印象に残っているのが、

洞窟の中で泣きわめく赤ちゃんを、

敵にみつかるからと、射殺したり、

お母さん自身が赤ちゃんの口に手をあて

窒息させるシーンです。

 

戦争にはひとつまみの希望もなく、

露わになるのは、人間の醜さと、

極限状態に置かれた時の、想像を絶する

残酷さです。

 

ひめゆりの塔の映画をみてから、

10年後に沖縄に初めて行きました。

実際に沖縄戦で、最後の戦場となった

糸満市摩文仁平和祈念公園

行った時には、真っ青な青空と

真っ青な何もなかったような

美しい海で、余計に悲しくなりました。

 

父親と、数年前、私が沖縄に毎年

行くようになってから、ひめゆりの塔

映画の話になりました。

そこて父親が懐かしそうに、私が生まれる前、

仕事で沖縄に行く時はパスポートが必要で、

お金もドルだった話をしてくれました。

 

そして初めて糸満市の自決した崖に

立った時、その足元にひめゆりが、

ひっそり咲いていて、その事が

忘れられないと。

 

日本で初めて地上戦が行われて、

沖縄島民の4分の1の人が命を

落としたとされる沖縄戦

私達は、やはり忘れるべきではない

と思います。

 

一年に一度かもしれないけれど、

8/15だけは、1945年8月15日に何が

起きたか、しっかり考えたいと思います。

 

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