小さな変化を見逃さない

こんばんは。キッキーです。

昨日の午後から湿度全開で、湿度の海の

中にいるような梅雨先駆けの空気感ですね。

季節の変わり目はある日いきなり

こうやってやってきますね。

扇風機回してます。

空気が重く感じて。

今日久々に母から電話がありました。

いつもより声が小さく、明らかに

元気がない感じです。

私『どうしたの？？』

母『うん、あのね。ちょっと今日お父さんと

二人で外を歩いていたら、湿度が高くて

歩けなくなっちゃってね。今度誘って

もらった旅行、もう、無理かもしれない。

迷惑かけるぐらいならキャンセルした方が

いいと思って。。』

思いがけない電話で私はひどく驚き、

好奇心が強く、旅行が好きな母から

まさかこんな弱気な言葉が出てくるとは。

コロナ前は年に一度は両親と四人で旅行

するのがイベントとなっていて、今年は

３年ぶりに旅行を計画てしていたのですが。

母『一年で身体が随分変わるのよ。最近

自信がなくなっちゃって。特に８０歳を

越えてから、疲れやすいの。』

私が更年期で、身体の不調で手一杯

な間に、両親は確実に訪れる『老い』と

戦っていたのです。

こんな電話をしてくる事自体、相当な

母からのＳＯＳなのだと思うと、

両親からの連絡が来ないのを『ラッキー』

なんてあぐらをかいていた自分を大いに

反省しています。

負けん気が強く働き者で、いつもお化粧も

身なりも朝イチで整える母が、最近

ビデオ電話でお化粧してない時も

増えてきた気が。。

親子も難しいし、それぞれの老いも

なんとも難しい問題ですね。。

少し自分の事に、自分の心地よさ

ばかりを追求してきた自分を反省し、

これからは両親の小さな変化を見逃さず、

なるべくみんなで楽しく一緒に過ごせる時間を

増やせるように心がけたいと思います。

老いる時は、みんな一斉に老いるのですね。

自分たちだけは例外だ、と思いがちですが、

老いや死には誰一人例外はないのですね。

明日会えなくなる可能性もあります。

声が聞ける事、顔が見える事が

奇跡なのかもしれません。