キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

夏目漱石大先生

こんにちは。キッキーです。

昨日の夜から、花粉の飛散が激しいのか、

くしゃみと鼻水が10日振りに復活し、

鼻が通らず辛い。。

おーい、花粉症や、消えてなくなれ。。

と思いつつ、まだ数十年単位で続くので

しょうねー。

 

さて、先日何かの記事で、かの有名な

夏目漱石大先生が、49歳の若さで

亡くなられたという記事を読み、

今の私と同い年で亡くなられたたとは。

とても驚きました。

調べたところ、1916年に亡くなられて

おり、それから106年後には人生100年

時代と言われるようになり、今の私の年齢は

人生の折り返し地点と呼ばれています。

そう考えると、もし私が今から150年前に

生まれていたら、そろそろ寿命が尽きる頃

だったのですね。

 

同じ小説を何度も繰り返して読む習慣が

私にはありません。

そんな私が今まで5回以上読み直したが、

夏目漱石先生の『こころ』です。

おそらく国語の授業で初めて読み、

イニシャル『K』という匿名で書かれる

個人が特定できない怖さみないなものを

感じ、そら恐ろしい小説だと思いました。

なんと言っても『K』が襖を2センチ開けて

最期を迎えるあたり、ホラー小説かと。

怖かったなぁ。

しかし、なぜ『心』ではなく『こころ』なのか。

なぜ『K』はイニシャルなのか、なぜ『先生』

まで『K』と同じ最期を選択したのか。

今でも分からず理解できない、史上最大の

ミステリー小説です。

中学生の頃初めて読んでから、友達と

同じ人を絶対好きになってはいけない。

と心に誓いました。

 

夏目漱石先生がこころを書いたのが40代

半ばということで、こころ、のみならず

『坊ちゃん』、『吾輩は猫である』を始め

私達に100年以上読まれ続けている小説を

今の自分と同い年で全部生み出した事が、

本当にすごいことで、改めて尊敬です。

大体.夏目漱石先生と、名もなき自分を

一緒に考えること自体おこがましいのですが、

一体自分は何を残せているのだろうと

凡人なりに、思ってしまった次第です。

またそれと共に、命の長さと共に、

命の使い方や、濃度のようなものも

少し考えました。

 

今から150年前の生活とは一体どんな

ものだったのか。人間の真理は100年

経っても変わらないものなのかも

知れません。

 

『こころ』で私が一番印象に残っている言葉。

先生がKに告げる一言

 

精神的向上心のないものは馬鹿だ

 

中学生?か高校生?には刺激的な一言でした。

ブログを書いているうちに、久しぶりに

こころを読みたくなってきました。

本棚を今から探ってみようと思います。