春めく川縁でマラソン大会

こんばんは。キッキーです。

今日は春一番が吹いて、昼間はまさに春爛漫。

川縁を散歩していたところ、子供たちの

マラソン大会に遭遇し、小学生たちが

半袖半ズボンで川縁を走っていました。

最初は差がつきませんが、だんだん差が

ついて、川を挟んで子供たちがすれ違うと、

大きな声で【ガンバレ！】と声に出して

互いにエールを送りあっていて、思わず私も

小声でファイト！と呟いていました。

そんな姿をみているうちに、自分が小学生

の頃、やはりマラソン大会があり、

走っている間は苦しくて苦しくて、自分が

吐く息と、心臓の音しか聞こえませんでしたが、

たまに道端から、【ファイト！】と近所の

おばさんが声をかけてくれた事を思い出しました。

今の時代は防犯の意識が高まり、知らない

子供たちに声をかけるのも憚れます。

私が子供だった遠い昔は、やはり今より

血縁や地域の繋がりが密で、自分のことを

みてくれる誰かが、いつも側にいました。

そういう顔だけしか知らず、名前も知らない

そんな大人が、私を見守ってくれて大人に

なった事を、川縁を散歩しながら改めて

思いました。

昔はそんな濃い関係性が疎ましくも

思いましたが、今はそんな時代を懐かしく

思い出し、人間は本当にないものねだりの

存在なのだと思います。

明日は東京マラソンです。

私の今年還暦を迎える義理の兄が、

完走を目指して走るそうです。

こういう時期なので応援には行けませんが、

義理兄の挑戦がうまくいくように、

そして明日東京マラソンを走る全ての

人に心からのエールを送りたいと思います。

ファイト！