キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

キッキー、アニメ『平家物語』にハマる

こんにちは。キッキーです。

今日も朝から冷たい雨が降っています。

今週は入学式が各地で行われますね。

天気に恵まれますように。

そして素晴らしい門出になりますように。

 

さて、最近でもないですが、コロナ禍も

重なり、ここ数年Netflixにはまってます。

当初は海外ドラマ、特にアメリカのドラマに

ハマり、『クリミナルマインド』や、

『キャッスル』『グッドワイフ』、

『エージェントオブシールド』などが好きで、

特にクリミナルマインドは、一番の

お気に入りです。

 

アニメは小さい頃から日常生活のテレビの

時間に組み込まれていて、日本昔話、

日曜劇場などは夢中になってみました。

大人になり、仕事ををするようになってからは、全くみる機会もなくなりました。

 

そんなこんなでNetflixを初めてみたとき、

アニメのラインナップの豊富さに驚き、

その後アニメも徐々にみるようになりました。

そして、ここ最近ハマっているのが

平家物語』です。

平家物語と言えば『祇園精舎の鐘の声。。』

で序文を暗記した昭和世代も多いのでは

ないでしょうか。

平家物語は一世を風靡した平家没落の

読み人知らずの鎌倉時代の軍記物語です。

これが、まー、なんとも見事に令和にアニメと

して復活したのです。

最初にお伝えしたいのが、映像の美しさ。

色彩の見事さです。まるで絵巻物語を

見るような、美しい繊細な色遣いで、

毎回登場する、季節の花や平安時代の衣裳、

風景の全てが洗練されて、とてもとても

美しく描かれています。

平家物語の結末は知っている人も多いと

思いますが、余りにも映像と描かれる人が

美しいため、残酷な未来が回を追うごとに

切なくなります。

また琵琶の弾き語りが物語の途中に入る

のですが、この演出が物語にインパクトを

与えており、引き込まれる一因でもあります。

全体的にとても丁寧に作られており、

回数を経たのちに、様々な作り手の

工夫に気づく事も多いです。

 

そして最も秀逸なのが、最終話です。

なんという悲劇。

なんという儚さ。

諸行無常よ。。

 

今回の平家物語の脚本家は吉田玲子さんです。

前作のブルーピリオドも驚くほどの

クオリティーで、目が離せませんでしたが、

今回の平家物語も素晴らしいです。

 

日本のアニメの素晴らしさは、既に

海外でも注目を集めていますが、

まだまだ紹介しきれないアニメもたくさん

あり残念です!!

 

心を揺さぶられる作品にめぐりあえて

幸せです。

平家物語の最後の一冊、胸に刺さります。

 

『たけきものもついには滅びぬ。

ひとえひ、風の前の塵に同じ』

 

であれば、精一杯、目の前の今を生きるしか

ないですよね。