窓拭きをする人の姿の向こうに映える紅葉をみながら

こんにちは。キッキーです。

今日は朝から一気に冷えこみ、窓を

開けたら、冷気が部屋の中に入り込み、

あっという間に目が覚めました。

冬の冷気と布団の温もりのギャップが

激しすぎる。

でもこれが冬の朝と言うものでしょう。

お客様との待ち合わせより、少し前に

到着し、遅めの昼食にサンドイッチを

食べていたところ、お店の方が、

窓拭きを始めました。

窓拭きしている窓の向こうには、

西日にあたる、散り間際の紅葉の

真っ赤な葉が見えます。

突然、あー、もうそろそろ今年も終わり。

大掃除の時期を迎えるなぁ。

とやけにしんみり、師走の心情を先取り。

やはり秋の夕暮れは、ちと物悲しく

寂しい思いに、郷愁は気持ちをかき立てます。

『もののあはれ』でしょうか。

まさに今の心情は、このもののあはれに

ぴったりです。

ふと、この『もののあはれ』について、

色々調べてみたところ、江戸時代中期の

国文学者、本居宣長の言葉だそうです。

本居宣長とは、古事記伝を35年かけて

著した人物として有名ですが、

『もののあはれ』とは、『人間の心の動きを

感じて知る』ことだそうで、源氏物語にも

造詣が深いようで、あーーー、なんという

勉強不足。興味があるのに知識が薄っぺらい。

私は高校時代世界史と地理を専攻しましたが、

日本史はとってないのです。

なので、特に一番激動の江戸後期、明治、

大正、昭和の知識が抜け落ちてるいるのです。

もともと、物語に興味があるので、

世界史の授業は本当に楽しく興味を持てました。

しかし地理は、全く興味が持てず、いつも

赤点ギリギリぐらいでした。

日本史を選択しなかったのは、本当に不覚。

大変とか、無理とか、みんながどうしてるとか

そういう価値観、基準で地理を選択したけどら

そうではなく、本当に自分の興味のある、

やりたい事に目を向けて選ぶべしでした。

自分の直感ほど正しいものはないのだから。

本居宣長先生は、三重県松坂市出身のようで、

きしくも私の出生の地。

運命を感じます。

来年は法律もそうだけど、日本史も

勉強してみたいです。

さてそろそろ、打ち合わせの準備を始めよう。