キッキーchallenge’s blog

このブログでは色んな事に挑戦して記録を残すこと、また以前から興味のあることなどを言葉にまとめていくことが目標です。

1994年夏、あの夏ほど暑い夏はない

こんばんは。キッキーです。

 

もう言いません。

暑いですねとは。。

既に言わずもがなですよね。。

大丈夫か、日本、いや地球。

 

ここ10年ほど、猛暑や豪雨など

極端な天気が続いていますね。

日本に留まらず、世界各地で山火事や

水害のニュースが続いています。

 

ただでさえエネルギー不足、

電力逼迫による節電を呼びかける

広報も多く、地球人としてどう対処して

よいか悩みます。

 

しかし、私にはどうしても忘れ得ない

暑い夏があります。

それは1994年の夏です。

当時大学四年生で、7/1から大手企業で

就職活動が解禁となり、バブル経済がはじけ、

土砂降りと言われた就職戦線。

私は8月半ばになんとか就職が決まり

ましたが、もう本当に地獄でした。

暑いし落ちるし大変だし、もうあれから

幾度となく違う地獄は経験したけれど、

あの1994年の夏は忘れる事ができません。

 

Windows95の登場の前年ということもあり、

口コミや友人同士の会話以上の、

情報が入ってこず、7月半ばの最終面接に

落ちた時点で完全に行き詰まりました。

 

しかし、その時、私みたいなひとが、

世の中に何万人も居ました。

みんな困って悩んでいて、就活生同士で

片寄せあう、そんな時代でした。

そんな中、就活で知り合った一人の

女子学生が、一週間に人生初の5キロ

痩せの衰弱した私を見かねて、彼女の

大学の学食に連れて行ってくれました。

理由は安くて美味しいから。

そして彼女と学食を食べながら

彼女『せっかくだからうちの大学の就職課

みていったら??』と言ってくれて、

見に行った時の衝撃も未だ忘れません。

広い部屋に見た事のない量の、企業からの

応募依頼チラシが、壁中に貼られています。

今で言う『デジタルデバイド』を

身をもって感じた瞬間でした。

 

当時は携帯もなくコピーもまだ一般的

ではなく、自分のノートに、受けたい企業を

手書きで写し、なんとその中の一社から

内定がもらえました。

 

人生とはなんと不思議な出会いで

道が切り拓くのか。

その後恩人である彼女とは連絡も

途絶えてしまいましたが、

この暑い日差しを頭上に感じるたび、

あの夏を思い出します。

 

そしてこの時期リクルートスーツに

身を包む就活生をみるたび、心の中で

『ガンバレ!!』とエールを送ります。

そして同時に思うのです。

『どうか、私達世代のような苦しい

就活ではありませんように。』

 

さて明日から7月が始まります。

お互いがんばりましょう!

 

涼しげなお花をみつけました!

テンションあがります〜

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